はたして本当にコーヒー【カフェイン】はパニック障害に良くないのか?結論…
この記事を読まれてる方はきっとご本人かご家族が「パニック障害」なんだと思いますが、コーヒーはお好きですか?
私はコーヒー大好きです!
しかし、ネットでも本でもパニック障害にはコーヒー(カフェイン)は良くないという情報をよく見かけ、少しショックでした。
もともとコーヒーを飲んだら寝れなくなる、みたいに体質的に合わないならまだしも、1日に適量ならガン予防にもなると言われているし、そんなにパニック障害には悪いものなのかなぁ?と…思ったんです。コンビニでも自販機でもありとあらゆるところで売ってますし!!
そこで今回は、なぜ良くないのかという理由を私の実体験を交えつつ、徹底的に調べていきたいと思います!
そもそもカフェインとは
主に、コーヒー飲料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなどに含まれる成分のことをいいます。医薬品に含まれていることも。
主な作用は、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用および強心作用、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈収縮作用、利尿作用などである。 医薬品にも使われ、眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいなどの症状が現れることもある。
引用:wikipedia
なんか難しそうなので、すごく分かりやすく↓に体にいいこと・悪いことをまとめてみました!ただし、
カフェインの感受性は個人差が大きく、摂取頻度や摂取量、体重や健康状態などにも左右されます。例えば、夜遅くにカフェイン入りの食品や飲料を摂取しても睡眠に影響しない人もいれば、少量のカフェインで眠れなくなる人もいます。
引用:コカ・コーラ カフェインの安全性、代謝、健康に及ぼす影響。
というように、かなり個人差があるので、一般的な意見として見ていって下さい!
コーヒー・カフェインの体にいいこと悪いこと
※成人1日あたり400~450mg(レギュラーコーヒー3~5杯分)の摂取として
体に良いこと
覚醒・興奮作用があり、
・眠気が覚める!
・自律神経の働きを高める!
・集中力を高める!
・(一時的ではあるものの)記憶力や論理的思考力が向上する!
血流促進作用が働くことにより
・脂肪の吸収をおさえ、ダイエット効果がある!
・体温が高くなり、高い脂肪燃焼効果が期待できる!
・ブラックだとほぼ0cal!!
体内の老廃物を排泄する動きが活発になり、
筋肉の動きも活発になるので
・運動能力・持久力の上昇!
・新陳代謝が上がる!
・コーヒーのもつ芳醇な香りには、自律神経を安定させる効果がある→リラックスできる!
・二日酔いの解消!(アルコールを分解する作用がある)
・薬に使われる!(解熱鎮痛作用・心筋の収縮力を高める作用)
悪いこと
・利尿作用があるので、トイレが近くなる。
・不眠、めまいが出ることがある
過剰摂取した場合、
・焦燥感、不安、イライラする
・頭痛、不整脈
・(どの食品にも言えるが)依存性がある
・大量に摂取してるところから急に量を減らすと離脱作用がある(頭痛、集中力の欠如、疲労感、気分の落ち込み、吐き気、落ち込みなど)
・薬によってはカフェインが薬物の作用に対して影響を及ぼし、薬の効果を増幅したり減弱させたりする(!!)

と思って調べてみると、なんと
コーヒー5杯分のカフェインを摂ると半数以上のパニック障害患者は発作を起こすことがわかっているのジャ。カフェインは脳内のアデノシンという神経伝達物質の働きをストップさせる作用がある。アデノシンはパニック発作を引き起こすノルアドレナリンのブレーキ役であるので、カフェインはパニック発作を誘引するのジャ。
引用:フクロウ博士の知恵袋
あと、カルパマゼピンという「てんかん」に使われる薬があるのですが、これにもカフェインが減弱作用をきたすようで、もしかしたら精神薬には多少なりとも薬の効果を弱めてしまう作用があるのかも…

うそーーーーん!!
実際、薬局に行って聞いてみた。
めちゃめちゃ恥ずかしかったですが、自分の処方箋とお薬手帳を持って、直接質問に行ってきました。
若手の薬剤師さんが奥のベテランを呼んできて、
なんだかクレーマーがきたのかしら…という雰囲気(笑)
結論から言うと…コーヒーは大丈夫です!!
普通の量を飲む範囲では!!
私が飲んでいる薬は
- ロフラゼブ酸エチル
- セルトラリン
- アルブラゾラム
なのですが、この薬に関していうとカフェインが作用して薬の効果が増幅したり減弱したいはないとのことです。

ただ、カフェインは個人差がすごくあるので
(お酒が強い人、弱い人があるように)
そのカフェイン自体の覚醒作用で
不眠の人なんかが夜に飲むと眠りにくくなったりそういうのはあると思います。
とのことです。
体質的にコーヒー(カフェイン)が合わない方は
おいしいノンカフェインコーヒー、デカフェもありますので(スタバやコメダ珈琲など)そっちを飲むようにしましょう。

とにかくお薬をもらうとき、薬剤師さんに
カフェインなど何か食べ合わせなどで危険なものはありますか?て聞いて下さいね。
花粉の薬にはグレープフルーツはダメ!とかもありますもんね。相当危険な場合は言ってくれるはずですが。
いやー、安心しました。
コーヒーにはどれくらい含まれているの?
「コーヒー=カフェイン」の印象がありますが、そもそもそんなに含まれてるの?他の飲み物・食べ物とも比較してみました。
品名 | カフェイン含有量mg |
玉露 | 150~200 |
コーヒー(ドリップ) | 60~180 |
コーヒー(インスタント) | 65 |
ココア | 50 |
栄養ドリンク | 40~70 |
ダイエットコーラ | 23~31 |
コーラ | 23 |
紅茶 | 30~50 |
ほうじ茶 | 40 |
ウーロン茶 | 13~20 |
玄米茶 | 15 |
麦茶 | 0 |
黒豆茶 | 0 |
ハーブティー | 0 |
ルイボスティー | 0 |
ミルクチョコ | 1~15 |
ダークチョコ | 5~35 |
イヴA1回(2錠) | 80 |
バファリン1回(2錠) | 80(無水カフェイン) |
けっこうサイトや本によってまちまちでした。商品にもよって全然違うので目安にしてください(笑)
ただ言えることは
・コーヒーはドリップのがカフェイン高い
・解熱剤を飲んだ日はコーヒーは飲まない方が良い
・玉露最強
・メーカーによってほんとにまちまち
もっと詳しく一般的な物に含まれているものが
知りたい方は日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018
↑こちらをご覧ください…
私の場合…
私自身は、どの医者にも大量に飲まなければ全然のんでもらっていいですよと言われていたので、そこまで気にしていませんでした。多いときで一日3杯くらい(スタバとかでキャラメルマキアートみたいな甘いのを頼まない限りは)ブラックで飲んでいました。
正直、コーヒーを飲んだ直後に発作!!ていうほどコーヒーとパニック発作は関係ないように思います。どちからというと、コーヒーにある利尿作用でお通じがよくなったりトイレが近くなる不安感はありますが、それぐらいですね。
でもそれはコーヒーに限った話ではなく、ジュースやお茶などでも私にとっては同じことです。友達との外食で長時間いたらついつい目の前のドリンクに手が伸びますし、カラオケでも喉が渇いていつもより過剰に飲んでしまいます。
まとめ
・コーヒーは一日3~5杯くらいなら飲んで大丈夫!
(一気にじゃなく時間をあけて飲んでね!)
・ただ、体質的に合わない人もいるので、そういう場合はノンカフェインにしましょう。
・夜寝る前も、控えた方が良さそうですね。
・飲む時間帯や場所、量を考えれば、おいしく飲めるということです!!!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

