パニック障害初期は電車にのれないけど、原付でまず行動力を鍛えよう!
[temp id=2]発作が起きたきっかけは「電車」ではなかったんですが、やはり逃げられない感が強い「電車」は苦手でした。
再発のときは、がっつり地下鉄で発作が出てしまいました。
パニック障害の人は、ほとんどと言っていいほど「電車」が苦手ですよね。
今も怖くて、各駅ですら乗れない人もいるかと思います。
その人に伝えたい。
いずれ、電車には乗れるようになります!!!
ただ、病状によっては「今」ではないかもしれません。
それも、しっかり薬を飲んで休めば、ある程度は回復していきます。
ここからが、勝負どころ!!
パニック障害のしんどいところって、
元気なのに遠くまでは出られない
ことだと思います。
でも、いつまでも部屋にひきこもっていても、何も変わりません。
ひきこもりとして生きていきたいなら止めませんが、本当はそうじゃないですよね?
パニック障害の治療で大切な治療のひとつに「行動療法」というものがあります。
※知らない方は、こちらの記事を読んで下さい!!
パニック障害は、ある程度、自分から挑戦して動いていかないと改善しません。
でも、まず発作が起きた電車につっこめ!!とは言いません。
とにかく外に出ることが大事!!
そのときにとっても治療の後押しになってくれるのが「原付」なんです。
この記事をよむと
- いずれは、電車にのれるようになる!!
- 病気をして行動範囲がせまくなってたのが、いっきに広がる!
- がんばれば、どこまででも行けるようになる!!
ので、よかったら最後までお付き合い下さい。
1.なぜ原付をすすめるのか
電車に乗れなくても、車で移動できればいいじゃん!と思われるかもしれないですが、パニック障害の苦手なものとして「渋滞」「右折待ち」などがあります。
助手席にのっているだけなら、その時間を耐えていれば運転手が家まで連れていってくれますが、自分が運転手なら、自分がしっかり正気をたもったまま家まで運転しなければいけません。
体が硬直して急にその場に10分も停まろうものなら、後ろからクラクションの嵐でしょう…。
発作が起きながらの運転は事故にもつながりますしね…。
ただ、原付の場合は車よりも「逃げ道」があります。
*原付のメリット
まず、小回りがききます。
発作が出るときというのは、急にドカン!とくるよりは、じわじわ、「あ…なんかやばいかも…」という風にくることが多いので、その時点ですぐ(エンジンを止めて)歩道に入って休憩することができます。
・渋滞もある程度にげれます!!
車に乗っていたら、左の脇道をよくバイクがすり抜けていますよね?あれです。
脇道さえあいていれば、どんな渋滞でもスイスイいけてしまいます。やっほーい!
ただ、車にこすらないように注意して下さいね…!
・解放感がやばい。
特に春秋なんかは風がきもちいい…!
視野も車よりだいぶ広いので、まわりを見て落ち着いて運転できます。
・そんなに高くない。
私は今まで2台のってきましたが、まずは新車のHONDAのToday。たしか10~13万くらいだったと思います(ヘルメットもサービスでつけてくれました!)
今のっているものは中古のスズキのLet’s4です。中古で53000円(馴染みのところなのでけっこうサービス価格です)。まだまだ5年くらい乗れそうです。
と、いうように…車を買うよりはだいぶお安く済むのです…!!
- 小回りがきく
- 渋滞も逃げれる
- 解放感がやばい
- 比較的リーズナブル
*原付のデメリット
・二段階右折
近所の通り慣れた道なら覚えていますが、初めていく道なんかだと急に標識が出てきたりしてびっくりしますよね。
車に慣れていると、うっかり普通に右折しそうになります。
警察がいるときに捕まってしまったらたしか8000円くらいとられた気がするので、木の葉っぱなんかで標識が見にくいときはありますが一回ほんとに見えなくてめっちゃ抗議しましたが認めてもらえず…)大きい道なんかは特に注意しましょう!
・スピードが出せない
普通の道はまぁ、あれですが、急な坂道や荷物が多いときはとくに遅く感じます。
大きい道はポリスメンがうようよしてます。
そういうところはしっかりミラーで周辺の車を確認してパトカーがいないかチェックしときましょう!
・雨の日は激しいと使えない
がんばれば上下カッパをきて走れないこともないですが、台風並みのときは絶対やめたほうがいいです。
まず、視界がほぼないです(笑)
カバーがついてても水滴がガンガンとんでくるし、なくても目に入るので一緒ですね。
小雨や風が弱いときはいいですが、それでも乗り始めのときは注意して下さいね!
特に、雨上がりのときと、マンホールの上は…

もう10年以上のってるのか…
そりゃ5~6回は捕まるよね☆

こけてワンピースの片ヒモがとれて
ターザンになったのも
いい思い出ですにょ…
- 二段階右折に気を付けろ
- スピードが出ない
- 雨の日はデンジャラス
2.オススメ車種
自分のモノ、試乗など、3~4台しか乗ったことはないですが、原付歴は10年!バイク屋さんにもよく行くので、オススメをご紹介していきます!!
HONDA TODAY
https://www.honda.co.jp/TODAY/color/
※調べたらHONDAでは生産終了してました!
ただ、バイク屋さんには、まだ普通においてます!
バイク屋さんなら表示価格よりさらに安いし、運がよかったらヘルメットとかオプションもつけてくれます。
メリットは
- 車体がほどよい重さ。(変に軽かったら風であおられるときがある)
- 座面がやわらかい。座りやすい。
- 足をおくところがひろい

私は、プリンター(コピーもできる大きいやつ)を購入して
足元にのせて持って帰りました。
それぐらい、広い…!!

セールスポイントにクセがある!!
デメリットは
- TODAYは座面のシートが弱い
- 速度が出ない
といったところでしょうか。
座面のシートは革がやわらかいぶん乗りやすいですが、痛みが早い。
よくビニールをかぶせたりガムテで補強してる人がいますが、破れた時点で早めにバイク屋さんに持っていかないと、中まで水が浸透してよけいに修理費がかかってくるので、ケチらずすぐ直しましょう!

私は5000円で固めの革ものに直してもらいましたが
多分これはめっちゃ安いと思います。
でも、トータルして一番値段もスペックもスタンダードだと思います!!
SUZUKI Let’s
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/uz50l9/top
今のってるのがこれの型落ちモデルです。
TODAYと比べると色々と軽い軽い!!
メリットは
- とにかく車体が軽い!
- 新品の中では一番安い!
- 燃費がいい
デメリットは
- 車体が軽すぎて強風がこわい
- エンジン音がすごい股に響く(私だけ?)
んー。いまのところこれくらいでしょうか。
HONDA GIORNO
https://www.honda.co.jp/GIORNO/
なにせかわいい!!友達が乗ってますが乗りやすそうです。
乗ったことはないですが、値段の高さはデメリットですね。
でもこのクラシックなかわいさが乙女心をくすぐりますね!
3.原付以外にいるモノ
バイクだけが手に入っても、そのほかに色々必要なものがあります。
- 原付の免許(筆記試験と研修があります。)
- または車の免許(と研修)
- 自賠責保険(何年まとめて入るかによって値段がめちゃくちゃかわります。1年だと1万円くらいですが、3年で1万円…みたいになります。)
ちなみに、バイクを乗り換えてもこの自賠責保険は引継ぎができます!! - 任意保険(任意というほどなので強制に入るものではないですが、入っておかないと、他人と事故を起こしてこちらが悪い場合の存外賠償をまるまる背負うことになるので、入っておくことを強くオススメします…ちなみに、車の任意保険(あいおい損保やソニー損保など)に入っていれば、ファミリー特約でバイクの分も保険をくっつけては入れたりします。)
- ヘルメット(個人的にはジェットヘルメットがオススメ。雨風が顔にかからないし、カバーがついてるのでUVカットのものをえらべば紫外線対策にも!!ただ、ちょっと重いのと夏はあついですね…あと、半ヘルとフルフェイスがありますが、半ヘルは涼しいものの、雨風を思いっきり受けます。フルフェイスは頬のファンデをがっさりもっていかれるし重いのでオススメしません。)
- 車両保険(ナンバープレートを登録してると毎年送られてきます。年間1000円です。払い遅れると利子がついてきます…)
- あとは必要に応じて、カッパやサングラス、手袋もあると便利です!!
まとめると…
- 原付か車の免許(研修を受ける)
- 自賠責保険
- ヘルメット
- 任意保険
- 車両保険
- カッパ、手袋、サングラス
が揃えば大丈夫です!!
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
初期投資は7~20万ぐらいかかりますが、パニック障害の治療には非常に有効になってきます!!
- 10年ぐらい乗る予定なら新車
- 3~5年くらいなら中古
- 車種はSUZUKIのLet’sシリーズがオススメ
です!!
私は、本当に原付に助けられました。病気の治療を手伝ってくれた相棒です。
これがなかったらバイトも仕事も始められなかったし、歩いたり、親の車を借りてだと頻繁に外に出る機会も少なかったでしょう。
体力がなくても、手首をひねるだけで、どこまでも連れていってくれます。
発作が出ても、座って手首をひねるだけで家まで連れて帰ってくれます。
私がここまで回復したのは、原付があったからだと言っても過言ではありません。
もしお金に余裕があるなら、ぜひ検討して下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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